ペリー・ショーティーはアリゾナ州テュバシティー出身の現在47歳のジュエリーアーティストで、1920年代から30年代のクラシックスタイルのナヴァホジュエリーを作るアーティストとして30年以上創作活動を続けています。
かつてのシルバースミス(銀細工師)と同じように彼自身で道具を作り、当時の技法を忠実に再現してジュエリーを作ります。またジュエリー作りの材料についても、1870年代から1910年代に流通していた当時の銀貨を溶かして、銀の延べ板を作りそれを叩いて整形をし、ジュエリー作りの材料を仕込みます。ジュエリーのデザインは過去の資料や書籍を参考にナヴァホジュエリーの歴史に大きく関わっている古いスペインのモチーフなども取り入れてデザインを考えます。
そういったペリーのジュエリー作りにかける拘りが、大きく評価され、今では全米で有名なインディアンアート&クラフトショーの品評会で数多くの受賞歴を持つ、ナヴァホ族のトップジュエラーとなり、世界中に彼の作品のコレクターがいます。